肘 外側上顆炎について
私自身、サッカーを長くやっていたので、どうしても股関節や膝、足首に関心が多く向けられていました。
反省して、ここで肘の外側上顆炎について考えをまとめていきます。
原因、病理などは割愛させていただき、ここでは私なりの疼痛軽減に対する考えを的に絞って、述べていきます。
まず、肘外側に明らかな受傷機転がないものの、痛みがあるときは外側上顆炎を疑います。
最初に肘のケアを始めますが、たいてい大きな改善はみられません。
こんな時はほかの部位が影響を与えてる可能性があります。
関連性が高いのは
①肩関節
②胸椎
③股関節
これらの関節を評価して、可動域が狭くなっていると肘や手首の動きに影響が出ます。
この状態が長く続くと、肘に痛みが出るケースが多いのです。
"肘が痛いのに股関節とか治療するの???"
"肘をケアしてもらいたいのに・・・"
よく言われます。
では、背中を丸めて手を挙げてみてください。
次に姿勢を正して手を挙げてみてください。
背中を丸めると手を上げにくいと思います。
この状態でボールを投げたりすれば、どこか違う部位を無理に動かさなければなりません。
これが肘に負担がくる場合があります。
あくまでも一例で必ずではありません。なので、様々な部位を評価します。もちろん同時に肘のケアもします。
これは肘に限らず、ほかの部位でも同じことが言えます。
負傷部位をケアしても、なかなか改善がみられないときは、ほかの部位も評価してケアをしてみましょう!
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