骨盤底筋群

 

先日、とある勉強会に参加いたしました。
骨盤底筋群機能障害というもので、男性にもいらっしゃいますが、主に女性に関わる障害です。

症状としては腰痛、便秘、失禁、臓器の下垂等です。

 男性の私には直接仕事に関わる事の少ない症例ですが、身体の構造、機能を知るには大変興味深いものでした。

 女性の骨盤内の臓器や形状は、男性とやや異なるため、様々な問題に直面する事が多いです。

また他にも、ホルモンの大きな変化や出産によっても、大きな影響を与えています。

骨盤の底辺にあたるこの部分が安定しないと、様々障害があるのですね。


 最近、この骨盤底筋群機能障害が注目されています。女性の失禁などが良く取り沙汰されますが、他にもアライメントが崩れることにより腰痛が起こったり、体幹バランスが崩れて転倒のリスクが増えるケースなどもあります。

この辺りは私にも直接関係するとのなので、参考になりました。


 治療法としては基本的に運動療法となります。

デリケートな部分であり、さまざまな配慮をしながら治療をしますので、男性の私が施術するケースはほぼ無いでしょう。

ただ、解剖学的、機能的に考えると生活に影響を与える重要な部分でした。もっと深く学んでいきたい部分です。


 私がこの件に関して相談を受けるケースは少ないと感じましたが、こういう所でこういう治療をしているなどのアドバイスはいつでもできるよう準備はしておきたいものです。

  治療家として信頼され、身体に関し様々相談していただけるよう、関係を築きたいといつも心がけています。

そのために今後もより一層学んでいきます。

コメント

このブログの人気の投稿

高齢者の運動するポイント 2

サッカーにおけるケガ

ケガした時の応急処置"RICE"