副交感神経

 


少し夏バテ気味です。

休みたいけど休めない。24時間戦えません。。。。

適度に休みましょー!


 前回ホメオスタシスで自律神経について少し触れました。

今回はその一つの副交感神経について書いていきます。


 回復(リカバリー)についてポイントとなるのが副交感神経神経の働きです。

では、この副交感神経はどのような作用があるのでしょうか?

  副交感神経

主な作用
・血管の拡張→血圧がさがる。
・心拍数の低下
・筋肉の弛緩
・胃腸の動きが活発
・呼吸数が減少    などなど

簡単に言うと、精神的にリラックスしている時の感覚ですね。

つまり身体を回復させようとする働きです。

 身体のレベルアップにつながるトレーニング方法は多く広まっておりますが、逆にリカバリーに対する方法はあまり広まっていません。

回復していない状況でトレーニング・活動をする事は、あまり効率的ではありません。

「気持ちで乗り切る!!」 という精神論も大切ですが、長期間継続させる事は容易ではありません。


身体に負荷をかけた与えた後に、しっかりとリカバリーされると各機能は以前より向上しているケースが多くあります。
負荷への耐性が付くのですね。

よく、ドラゴンボールのキャラクターでも、瀕死の状態から回復するとレベルが上がっていました。
理にかなってます。

 耐性がつくことにより、以前と同じ負荷であっても軽くこなす事ができます。
これは体力を温存させる事へとつながっていきます。


このリカバリーにおいて、ポイントとなるのが副交感神経の作用です。

この作用がしっかり働いていると、回復傾向だと予想されます。

 逆に交感神経優位の時には、上記の逆の事が起こってます。
活動しやすくなる反面、疲労が溜まってきます。

体をただ休めるだけでなく、しっかり副交感神経が働いているかモニタリングすると良いです。

その指標はいくつかありますが、私は心拍数が1番手軽で分かりやすいかなと感じます。

心拍数でのモニタリングを説明すると長くなってしまいますが、簡単には変動(心拍数が多くなったり、すくなくなったり)が大きいと身体のON、OFFができている指標となっています。


副交感神経を活性化する為には

①睡眠
夜はスマホなどいじらないようにしましょう。
目から光が入ると交感神経が活性化します。
太陽のひかりと勘違いするのでしょうか?
興奮状態になります。眠っていても眠りが浅く、睡眠の質が下がります。

昼寝も10分〜30分ぐらいなら効果的です。


②日を浴びる
メラトニンが夜でます。身体をOFFにする作用があります。

逆に光を浴びると抑制されます。
これでスイッチが切り替わってリズムがよくなります。

③リラックスする。
これはいくつも方法があります。
静かな音楽をきく、マッサージを受ける、などですご、私はトレーニングのなかでも呼吸を整えることを行ってます。

この呼吸のなかでいくつかポイントがありますが、息を深く吐くことで副交感神経が活性化します。

呼吸ならどこでもできますので、ちょっとした時間があいたとき、身体を落ち着かせたい時など試してみてください。

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